映画の賞が作られた歴史、はじまりについて

世界でもっとも古い映画賞、それは『ヴェネチア国際映画祭』

この『ヴェネチア国際映画祭』は、元は現代美術の国際美術展覧会「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の一部門であった。
ビエンナーレとはイタリア語で2年に1度という意味で、言葉の通り2年に1度の美術展である。

このヴェネツィア・ビエンナーレは、イタリア統一された19世紀以降くすぶっていたヴェネツィアが「人道及び文化の面で貢献する街」になることを決議し、その一環として発生した。
1895年、ヴェネツィア市は国王夫妻臨席の元、ジャルディーニの展示宮殿で開会式を挙行、開催期間中に22万人からの観客を集め大成功に終った。
その後20世紀初頭には世界中から参加国が集まり各国が次々とパピリオンを建設、そして1930年代に入り美術以外の分野にも拡大していく。
そして1938年に映画祭が開催され、これが『ヴェネチア国際映画祭』の前身となるのである。

ところが1940年頃といえば第2次世界大戦である。
政治的介入があり、また各国の思惑が入り混じり途中数回中止になってしまうのである。

さて、この間にでてきたのが『アカデミー賞』である。

『アカデミー賞』とは

1927年5月11日に創立された「映画芸術科学アカデミー協会」が授与する賞が『アカデミー賞』である。
その日付だけを見れば先にあげた『ヴェネチア国際映画祭』よりも古く途中の中止もない。
にも関わらず『ヴェネチア国際映画祭』のほうが古いと言われる事があるのは、授与する協会の設立目的が理由かもしれない。
「MGM撮影所の労働組合に対し頭を痛めていたボスが、調停目的で設立」したのがこの協会なのである。

この協会の初代会長「俳優ダグラス・フェアバンクス」が提案したアカデミー賞は、1929年5月16日に第一回目の授賞式を行っている。
しかし、このときの授賞式は現在のような豪華で華やかなものではなく、ホテルの夕食会の中5分程度で終ったもので、「これからも一緒にがんばりましょう」程度の内輪の集まりのようなものであった。

第2回からはラジオ放送が、第17回からは全国放送になったが、現在のようなエンターテイメント色が濃くなったのは、第2次世界大戦中で、前線にいる兵士達の耳を楽しませる為である。


このように映画賞として最も古い2つの賞『ヴェネチア国際映画祭』と『アカデミー賞』は、同じ第2次世界大戦を経験しながら、その目的も運命も相反するものであった。

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